さわけんリフォーム

■ユニットバス

利　点	・防水性に優れている・工期が短い・掃除や手入れが楽・断熱効果が高い
弱　点	・デザインに制限がある

浴槽、床、壁、天井、窓枠にいとるまですべての部品を工場で生産・加工し、現場でこれらを組み立てて完成させます。建物の内側に建物とは分離した状態で、床面はコンクリートの土間の上に、アジャスター付きの足がついて防水パンを設置し、その上に組み立てていきます。
　最近では、限られた開口部でも搬入できるよう、従来より小さいパーツに分かれるリフォーム用バスを用意しているメーカーが出てきました。従来のものだと、場合によっては、パーツが大きいため、バスルームの入り口や周辺の壁を壊わすことがありましたが、このタイプなら無駄がありません。

■現場施工型バス

利　点	・デザインの自由度が高い・金額の選択の幅が広い
弱　点	・工期が長い・ユニットバスに比べて防水性がおちる

床や壁、天井などを仕上げ、これらに合わせてバスタブや水栓金具、照明など各設備を現場で取り付ける方法をいいます。
　好みに応じた個性的な浴室がつくれますが、工期が長く、工費もかかり、排水や防水の問題があるので、２階につくるのはむずかしいといえるでしょう。

■０．７５坪タイプ
壁の内側の内法寸法が約１６００ミリ×１２００ミリ、浴槽は幅約１２００ミリ以下のやや小さなサイズになります。必要最低限の広さをもった浴室です。
■１坪タイプ
内法寸法が約１６００ミリ×１６００ミリで、浴槽は幅１４００ミリの標準的なサイズが入ります。この大きさは、親子が一緒に浴槽に入れるギリギリのサイズです。
■１．２５坪タイプ
内法寸法が２１００ミリ×１６００ミリ、浴槽は幅約１４００ミリ～１６００ミリの余裕のあるタイプが選べます。これは親子がゆったり一緒にはいれる大きさ。リフォームする場合におすすめしたい広さです。
■１．５坪タイプ
内法寸法が２１００ミリ×２１００ミリ。浴槽は大人が足を伸ばしてゆったり入れる幅１６００ミリが入ります。介添えを必要とする人が使うときにも、使い勝手がいい広さです。

　最近では機能の高さに加えて、楽しみながら入浴できる商品が登場しています。たとえば、浴室暖房乾燥機やジェットバス噴流、床暖房、テレビなど、実にさまざまなものがあります。豊富なバリエーションのなかから自分の生活スタイルや好みに合った浴室をつくりましょう。

　洗面所のリフォームは、洗面化粧台選びから。まずは、収納。小物からバケツまで様々な収納がすっきり効率よくできるものを選びましょう。水栓やシャワーのようにノズルが伸びるものをはじめ様々なタイプがあるので、ライフスタイルや使用方法に合わせて選ぶといいでしょう。そして、ボウル。洗面や洗髪などで水が飛び散らないように大き目のボウルを。小物のお洗濯にも最適です。ボウルとともにカウンターに余裕があれば、化粧品など小物が置けて便利です。
　取り替えの時は、間口と収納や証明を含めた高さを調べてください。また、入るスペースを想定し、使う人のスペースや扉の開閉のためのスペースを確保できるかなど、事前にチェックしましょう。

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